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神栖市立神栖第三中学校
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令和7年度 学校長挨拶

始業式式辞

令和7年度がスタートしました。2年生・3年生の皆さん進級おめでとうございます。

 まず初めに、修了式で話したことのおさらいをしたいと思います。コミュニケーション力を高めようという話をしました。本日のクラス替えで新しくなった級友には、自分から笑顔で話しかけて友だちになりましょう。ぜひ、この後実践して、今まであまり接することのなかった人と話をして、一人でも二人でもいいから仲良くなって今日は帰ってください。
 さて、今日は、この話をします。なんと読むかというと、「しゅんぷうせつじん しゅううとうじしゃく」です。これは、「人には温かな春風のように優しく接して 自分は秋の霜に耐えるがごとく厳しくして身を律しよう」という意味です。とかく現代では、SNSが流行で、人を批判・中傷することが多く、そんな人こそ名前を隠して自分を守るというおかしな現象が日常茶飯事です。そういった人たちのせいで、心を病んだり中には命を落としてしまう人もいます。そういった、愚かな人にならないよう気をつけていきましょう。
 今年度みんなに取り組んで欲しい三つのことをお話しします。
 まず、一つ目は、「あいさつ・返事」です。私は、あいさつや返事は、最もその人柄を現すものだと思っています。明るく元気なあいさつは、良い印象を与えます。また、人によってあいさつを変えることはいけません。あの先生にはちゃんとあいさつをしないと怒られる、若い先生にはいい加減にしても良い、そんなことを考えると曲がった性格になっていきます。誰に対しても心をこめて笑顔であいさつできるようにしましょう。「笑顔のあいさつ」は、社会に出たときの何物にも代えられない大きな武器となります。また、卒業式にには呼名されて返事をします。この前の卒業式でも3年生が立派な返事をした人が多かったですね。自分の卒業式の時も大きな返事ができれば、保護者の方は「うちの子は、三年間頑張っていたんだな。」と思うことでしょう。授業や部活動、また、生活のいろいろな場面で名前を呼ばれたとき元気にあいさつすることを心がけてください。

 二つ目は、「授業に集中しよう」中学校の学習は、高校受験へと向かっていきます。三年生は、受験まで一年を切っています。私たち教員は、授業することで給料をもらっています。皆さんが受ける授業料は、保護者の方が払っている税金でが使われています。あなたが使う教科書なども同様です。先生たちにとっては、1時間の授業が真剣勝負の場です。授業中ふざけたり授業を妨害する行為などはもlっての他であり、受験に向けて集中して取り組みたい人にとっては大きな迷惑となりますね。受験勉強に向けての授業は、正に団体戦です。良い授業で理解を確かなものにすることは、教師の頑張りだけでなく、真剣に学ぼうとする、一人一人の心がけが必要となります。全員が自分の志望校に合格できるよう、教師と生徒全員が力を合わせ、一時間ごと課題を解決に学ぶ喜びを体験できるようできるよう、心を一つにして取り組んでください。
 
 三つ目は、「安全に過ごそう」です。昨年度は、度々地域の方から自転車の乗り方について苦情がありました。苦情への対応も大変ですが、それ以上に私は皆さんの命が心配です。たとへば、みなさんが道路の右側を走行するということは、車を運転手している人にとっては想定外の行動ですので、見通しの悪い交差点では人身事故になる可能性が高まります。その他、並列走行や坂道でのスピードの出し過ぎは正に交通事故を起こそうと思っているとしか考えられません。もし、スピードを出して歩行者と激突し、死亡させたら、あなたは一生かかっても払いきれない借金を背負うことになります。自分の人生です。大切にしましょう。

最後に、1年生が入学してきます。皆さんは先輩という立場になりますが、先輩という立場は何でしょう。皆さんも1年生の時は、先輩たちに大切育てられ、優しくいろんなことを教わりましたね。今度は皆さんが後輩を導く番です。自分がされて嬉しかったことを1年生にしてあげてください。よろしくお願いします。

 最後になりますが、私は神栖三中が楽しい学校になったらいいなと思っています。生徒同士、生徒と先生がいつも笑顔で接している。笑い声が絶えず、学習や部活動、学校行事などで、みんなが助け合い、『学び合い 高め合う』そんな学校を一緒に作っていきましょう。力を貸してください。 

 令和七年度 入学式 式 辞

春、すべての生命の息吹が感じられる季節を迎えました。本日、神栖市教育委員会教育長木之内英一様 をはじめ ご来賓の皆様のご臨席を賜り、このように令和七年度 入学式を挙行できますことを、心より嬉しく思い、深く感謝申し上げます。

 百十八名の新入生のみなさん、歴史と伝統ある、神栖第三中学校へのご入学、おめでとうございます。心より歓迎いたします。今日からは、全員が、神栖三中の生徒であるという自覚を持ち、心を一つに団結し、楽しく充実した、中学校生活を送ってほしいと思います。

 そこで、これからの中学校生活を送る上で、皆さんに三つの事をお話しします。
 一つ目は、「誠実に生きよう」です。自分のありのままの姿を受け止めて嘘をついてごまかさず飾らず、心を開いて人と接してください。自分は夢や目標に向かって勉強や文化・スポーツ活動に精一杯励み、友だちには春風のように温かく接して、弱い者を助け世の人のためになると判断したらすぐに行動できる人になりましょう。万が一にも他人をいじめたり意地悪したり陰口をたたいたりすることのないように、真に強い人になってください。
 二つ目は、「素直に謙虚に学ぼう」です。人の話を素直に聞こうとするする姿勢を持つことは、自らを成長するために大切なことです。そして、慎ましく控えめな態度は、人から好感を持たれます。素直で謙虚な人は、何事をするにも必ず伸びます。心にとめておいてください。
 
 三つ目は、「和」です。昔から日本人は「和をもって貴しとなす。」という考えを大切にしてきました。この考え方は、今の時代でも必要です。予測困難で変化の激しい時代を乗り越えていくためには、自分以外の人と協力してより良い考えやものを作っていく必要があります。皆さんには、普段の学習を通して、友達と仲良く「学び合う」姿勢を身につけてほしいと思います。

 神栖三中は、みんなでよりよい学校生活を作っていこうと、一生懸命努力できる学校です。困難なことも、みんなで力を合わせて乗り越えていける学校です。困ったときには、勇気を出して相談してください。頼もしい先輩、先生がいます。決して一人ではありません。力を合わせて、誇れる母校 神栖三中を、さらに前進させていきましょう。

 結びになりましたが、保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より、大切な、かけがえのないお子様を、お預かりいたします。本校全教職員で、力を合わせ、心を込めて、お子様の健全育成に、取り組んでまいる所存でございます。
 中学校は、生徒が「子どもから大人へと成長を遂げる学校」です。私たち教職員は、生徒一人一人が自分の夢や目標を達成できるように、学び続けようとする態度を養わせること。また、社会に出ても通用する礼儀や所作・人間性を身に付けさせることに尽力します。これらのことは、申し上げるまでもなく、その教育効果を上げるためには、家庭と学校との連携・協力が欠かせません。子どもたちを取り巻く社会の状況が刻々と変わっていく現在、今まで以上のご協力をお願いすることもあるかと思いますが、みなさまの深いご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げまして、入学式の式辞といたします。 
令和七年四月八日
神栖市立神栖第三中学校長 冨田 功

PTA総会挨拶

 こんにちは 本校勤務2年目となりました、校長の冨田です。よろしくお願いします。
 日頃より、本校の教育活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。
 今年度の学校組織目標を『生徒も教師も主体的・協働的で輝く学校の推進』としました。昨年1年間神栖三中の生徒たちを見ていて思ったことは、様々な場面で生徒同士が協働し、困難を乗り越えようとするところ。そして、行事などで生徒会や実行委員が主体的に励む姿が多く見られたところです。今年度は、その長所を更に伸ばしてしていくことで生徒が自己有用感の高まりを感じられる1年にしたいと考えました。生徒のアイデアや実行力を活かして、授業を含めた教育活動全般の更なる推進を図って参ります。
 さて、昨年9月からは、部活動の地域移行が進み、土日の部活動は原則1回の大会参加となり、それ以外はクラブに加入しての活動となりました。今後新たなクラブも新設されたり、大会の運営にも変更が出る場合もあったりします。その都度、情報を提供していきたいと考えておりますので、ご協力お願いいたします。
 また、令和9年度、現在の小学5年生から新しい制服の着用を開始します。今年度1年をかけて制服改定委員会を中心として、デザインの決定をして参ります。
 最後になりましたが、先日こんな話を聞きました。保護者面談で、22歳の担任教師が面談の最後に「何かありますか」と母親に訪ねたところ、その母親は「こんな時代によく教職を目指してくれましたね。保護者みんなで先生を支えていきますから、頑張ってください。」と話され、緊張と不安でいっぱいだった若手教師は、感激して涙を流したとのことでした。本校も毎年新採教員が2・3名入ってきます。せっかく採用されたのに、1年もたずに離職してしまう教員が多くなっていますが、本校の職員は生き生きと仕事に励んでおります。これも保護者の皆様のご協力のおかげだと思っております。今後も温かく見守っていただき、お力を貸していただけることをお願いして、校長の挨拶とさせていただきます。